Nagano Fusion Innovation Lab(通称 NFIL)ワーキンググループ参加募集のお知らせ
- Smart City Nagano Smart City Nagano
- 5月16日
- 読了時間: 7分
NAGANO スマートシティコミッション(NASC)では、地域課題に取り組む意欲ある会員が集まり、共創型の事業創出を目指すワーキンググループ活動を展開しています。

今年度は、「健やかな暮らし」をテーマに、ヘルスケアに限らず、心や暮らし、社会全体の豊かさ(=ウェルビーイング)にも着目。国内外の最新ビジネス動向など専門家のインプットも交えながら、企業・自治体・大学・金融機関など多様なメンバーが共創し、未来を拓くプロジェクトの創出を目指します。
募集概要
テーマ: 「健やかな暮らし」を実現する新たなアイディア創出 長野で自分らしく健康に暮らし続けるために、デジタルや新技術を活用したいアイディアを検討します。
募集期間: 令和7年5月15日(木) ~ 6月30日(月) ※定員に達し次第締切
定員: 40名(1団体あたり2名まで)
対象: NASC会員団体に所属する方
参加形式: オンライン / オフライン併用
参加費: 無料
プログラムの特徴と参加メリット
オープンイノベーションによる新規事業創出 異業種の知見を掛け合わせ、単独では実現できない新たな事業のタネになる共創プロジェクトを考えます。 ※ゼロからの発想だけでなく、既存のアイディアや取り組みを掛け合わせて事業を考えることができます。
イノベーティブ人材の育成・組織変革力向上 社会課題に向き合う視点と共創実践から、変化に強い組織づくりを後押しします。
ネットワーク構築 企業・行政・大学・金融機関など、地域内外の多様な関係者との連携基盤が築けます。
当テーマの初心者も歓迎 「ヘルスケア・ウェルビーイング」テーマに初めて関わる参加者も歓迎。共創プロセスに触れるところから体験可能です。
スケジュール
回 | 日程 | 開催場所 | カリキュラム |
プレイベント | 6月10日(火) 13:00~14:30 | オンライン(Zoom) | ・オープンイノベーション2.0に基づく共創型ビジネスの作り方や最新事例の解説 ・今年度のワーキンググループに関心のある方にとって、理解を深めるうえで役立つ内容です。ワーキンググループ参加者における参加は必須ではありませんが、今後の活動に活かせる学びが得られます。
|
第1回 | 7月15日(火) 13:00~17:30 (懇親会あり) | R-DEPOT | ・社会起点の視座の拡張 -「国内外ヘルスケア・ウェルビーイングに関するビジネス最新事例」黒田 垂歩氏 -「地域課題や取組みの共有と深堀」 長野市 関係各課 ・初期チーム組成 ・アイディアブレスト |
第2回 前編 | 8月5日(火) 15:00~16:30 | オンライン(Zoom) | ・アカデミアに学ぶ「健やかに関する最新知見の共有」今村 晴彦氏 ・自分事化する:ナラティブコミュニケーション |
第2回 後編 | 8月22日(金) 14:00~17:00 | R-DEPOT | ・事業共創アイディアを固める ・共創アイディア手法を学ぶ ・視野拡張とステークホルダーを理解する |
第3回 | 9月4日(木) ・午前:10:00 ~12:00 ・午後: 14:30~17:00 | 午前:オンライン(Zoom) 午後:R-DEPOT | 午前:オンライン ・共創実践者インプット 「社内外を仲間にしていくオープンイノベーションの実践知」中西 裕子氏 午後:対面 ・事業アイデア精緻化 |
第4回 | 10月7日(火) 14:00~17:00 | R-DEPOT | ・ビジネスモデルとアクションの整理 ・発表準備 |
第5回 | 11月19日(水) 14:00~17:00 | 長野市内(調整中) | ・事業アイディア発表 ・フィードバック |
開催場所について
R-DEPOT (アールデポ) 長野県長野市南長野西後町610-12
※開催場所は変更となる可能性あります
※スケジュール・プログラムは変更となる可能性があります
※通期のプログラムのため、原則、全日程参加を推奨します(懇親会は任意)
※昼食は各自ご用意ください
※令和8年2月18日(火)開催予定の「NASC OPEN DAY」にて成果発表の機会がございます(長野市芸術館アクトスペース)
こんな企業・団体におすすめ
新たな連携先と事業展開を広げたい
既存の取り組みやアイディアを活かし、他社と連携して発展・拡張したい
地域課題起点でスケールある共創に挑戦したい
次世代リーダーやイノベーターを育てたい
組織力向上のために社外との共創経験を積みたい
参加形態
申込時に、以下いずれかの参加形態を選択してください。
【1】「アイディア持込者」:すでに「健やかな暮らし」に資する具体案をお持ちの方
「健やかな暮らし」に関する自社の取り組みや事業アイディアを発展させたい企業・団体の方。
賛同者とともに「アイディアチーム」を組成を目指します。
※賛同者不在時は、関連テーマチームに参加いただきます。
第1回でアイディアのプレゼンを行っていただきます。(詳細は開始前にご連絡します)
【2】「テーマ共創者」:連携によって新たな可能性を探りたい方
具体的なアイディアはまだ定まっていないが、「健やか」と掛け合わせる6つのテーマのうちいずれかに興味がある、またはゼロから共創アイディアを考えたい企業・団体の方。
「健やか」と掛け合わせる6つのテーマ (①食/②スポーツ/③観光/④医療・介護/⑤子育て/⑥働き方)
同じテーマに集まった参加者と「テーマチーム」の組成を目指すか、アイディア持込者と「アイディアチーム」を組成します。
※当日にテーマ変更も可能です。
専門家によるインプット講演
<プレイベントのご案内>
共創型ビジネス創出の現在地
〜豊かで健やかな暮らしを目指すウェルビーイング・ヘルスケア領域に地域からアプローチしていくには〜

(ワーキンググループのお申し込みとは異なりますのでご注意ください)
日時: 2025年6月10日(火)13:00~14:30
開催形式:オンライン
第1回:「健やか(ヘルスケア・ウェルビーイング)に関するグローバルトレンドとビジネス最前線」
黒田 垂歩氏
BlackFields Consulting
(ブラックフィールズ コンサルティング), CEO
博士号取得後、ハーバード大学医学部などで10年間アカデミアにて創薬研究に従事し、Nature誌などに研究成果を発表。その後製薬業界へ転身し、バイエル薬品、レオファーマ、武田薬品、ノボノルディスクにて、オープンイノベーション、事業開発、イノベーティブな組織開発に取り組んできた。
個人としては2020年にBlackFields Consultingを始動し、以来スタートアップ支援や起業家教育を手掛けている。2022年にバイオ・ヘルスケア分野のエンジェル投資とハンズオン支援を行うため、株式会社Newsight Tech Angelsの立ち上げを行った。延べ7年に渡るボストン滞在経験と11年間の製薬業界での知見を活かし、これまで20件以上のアクセラレータープログラムでメンター・審査員を務め、ヘルスケア・ライフサイエンス領域の育成に努めてきた。その他、個人の"Willの実現" として、ZUMBA®(ラテンダンスフィットネス)のサークルを2022年から主宰したり、ライフコーチやLEGO SERIOUS PLAY ファシリテーターの一面も持つ。富山県出身で、売薬の伝統を受け継ぐ家系に生まれ、医薬・ヘルスケア分野の革新に挑み続けている。
第2回:アカデミアに学ぶ「健やか」に関する最新知見の共有

今村 晴彦氏
長野県立大学大学院 健康栄養科学研究科 准教授
東邦大学医学部 客員講師(社会医学講座衛生学分野、社会実装精神医学講座)
博士(政策・メディア)。一般企業勤務を経て、2013年に慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科後期博士課程を単位取得退学し、東邦大学医学部助教。2022年4月より長野県立大学大学院准教授。
ソーシャル・キャピタル(地域のつながり)に着目した、「健康な地域づくり」に取り組む。専門領域は公衆衛生学、実装科学、社会疫学。健康データの可視化など、データサイエンスにも注力。フィールドワークが持ち味で、これまで長野県をはじめ全国各地において、行政や健康づくりリーダーと協働して、地域住民が健康にいきいきとすごせるための活動やその評価を実施。またメンタルヘルス早期相談・介入の社会実装研究にも参画。
著書に『コミュニティのちから』『サクセスフル・エイジング』(ともに共著)など。また監訳書として、社会実装のフレームワークとして多くの研究で使用されている『実装研究のための統合フレームワーク―CFIR―』(共監訳)を公開。
第3回:共創実践者から学ぶ
「社内外を仲間にしていくオープンイノベーションの実践知」(仮)

中西 裕子 氏
株式会社資生堂 ブランド価値開発研究所 マネージャー
スキンケア商品の処方開発研究、化粧品基剤の基礎研究、デザイン思考的アプローチを用いた研究テーマ設定を経て、現在はR&D戦略、新規研究の企画立案、資生堂グローバルイノベーションセンターの事業企画、資生堂R&Dオープンイノベーションプログラム fibonaのプロジェクトリーダーを務める。
留意事項
NASC会員団体に所属する方を対象としたプログラムです。
1団体につき2名まで申込み可能です。2名でご参加の場合は、お手数ですがお一人ずつ申込みをお願いします。
連続したプログラムとなりますので、全ての日程に参加できる方の申込みをお願いします。(やむを得ず欠席する場合は、代理の方に参加していただくか、チーム内で進捗を共有するなど、議論の進行に支障のないようご配慮ください)
お問い合わせ
ご不明な点は、NASC事務局までお問い合わせください。
Comments